こんなお悩みはありませんか?
結論から言うと、30代未経験だとしてもWEBマーケティングの仕事に就くことは可能です。
WEBマーケターは需要に供給が追いついていません。なので、未経験で転職する職種としては、むしろ狙い目です。
僕は30歳未経験どころか、それまで会社員として働いたことが無かったですが、WEBマーケターとして就職できました。
こちらの記事では僕の実際の体験談をふまえ、30代未経験でも問題なくWEBマーケティングの仕事に就ける理由と、30代未経験でWEBマーケティングの仕事につくための具体的なステップをお伝えしていきます。
では早速始めていきましょう。
目次
30代未経験でも問題なくWEBマーケティングの仕事に就ける5つの理由
30代未経験でも問題なくWEBマーケティングの仕事に就ける理由は下記の5つです。
- WEBマーケティングの市場は伸び続けている
- 常に採用のニーズがある
- WEBマーケティングの重要性にみんな気づき始めている
- WEBマーケティングのインハウス化が進んでいる
- コロナ渦でWEBマーケティングに頼らざるを得なくなった
それぞれの理由について説明していきます。
採用のニーズが多い
求人サイトを見ると、WEBマーケティングの仕事かなりの数出ています。
試しにIndeedで「WEBマーケティング 未経験」と検索したら2万件近くの求人が出てきました。

僕はひねくれた性格をしているので
と思い、日付順にして見ていくと…

2日前の求人が出てくるのが61ページ目でした。
1ページに15個の求人が出るので、前日から「WEBマーケティング 未経験」に関連する求人が約900も出ているということ。
かなりの需要があることがわかりますね。
WEBマーケティングの市場は伸び続けている
WEBマーケティングの市場は伸び続けています。
下記はWEB広告費の総額の推移です。

※出典:電通ウェブサイト
広告費はWEBマーケティングに密接に関わる部分なので、こちらの費用の推移はWEBマーケティングの市場の動きと類似していると思っていただいていいかと。
グラフを見て分かるように、ここ5年間、常に市場が伸び続けていることが分かります。
「市場が伸び続けている=WEBマーケティングの需要が増え続けている」ということなので、30代未経験だとしてもチャンスが生まれやすい理由の一つといえるでしょう。
コロナ渦でWEBマーケティングに頼らざるを得なくなった
コロナ渦でリアルでの接触が難しくなったこともあり、企業は売上の多くをWEBに頼らざるを得なくなりました。
WEBで何かを販売するとなると、WEBマーケティングの知識が必要です。
そうなると必然的にWEBマーケターの需要は増えます。
2021年11月現在、コロナに関してはかなり落ち着いては来ましたが、これをきっかけにWEBの重要性に気づいた企業も多いです。なので、急にWEBマーケターの需要がなくなるようなことは無いでしょう。
WEBマーケティングの重要性にみんな気づき始めている
DX(デジタルトランスフォーメーション)化なんて言葉を少し前からよく聞くようになりました。
※「DX化」という言葉を知らない人のためにざっくり説明すると、「IT化・デジタル化」みたいな意味です。
それもあってか、ITに疎い会社の経営者さんも、やっとWEBに目を向けるようになりました。
とはいえ、それまでWEBで売上を上げることを考えたことのない経営者さんなんかは、何をどうやってすればいいのか全くわかりません。
ということから、「WEBマーケターを採用しよう」みたいな考えにいたります。
普通にWEBのサービスを使いこなしている若い世代など、WEBに強い方からは想像がつかないかもしれませんが、まだまだWEBを使いこなせていない(そもそも全く使えていない)会社が多くあります。
そんな会社がある限りWEBマーケティングの需要はまだまだ続きそうです。
WEBマーケティングのインハウス化が進んでいる
インハウス化というのは内製化のことです。つまりWEBマーケティングのインハウス化というのは会社の中でWEBマーケターを雇って、WEBマーケティングを会社内で完結するようにすることです。
ここ数年でWEBマーケティングをインハウス化する企業が増えています。
WEBマーケティングのインハウス化のためには、自社にWEBマーケターが必要になるので、WEBマーケターの需要が高まる一つの理由になります。
マーケターがいない会社はまだまだたくさんあるので、マーケ人材の需要はまだまだ伸びそうです。
30代未経験でWEBマーケティングの仕事への転職を有利にする3つのポイント
少しでも30代未経験での転職を有利にしたいなら、次の3つのポイントが重要です。
- アピールできる実績がある(無ければ作る)
- WEBマーケティングの学習に意欲的である
- WEBマーケティング以外で強みがある
WEBマーケティングの人材は需要に供給が追いついていないため、未経験でも就職しやすいです。とはいえ、全ての人が転職できるわけではないので、意識するようにしましょう。
では、それぞれ見ていきます。
アピールできる実績がある(無ければ作る)
WEBマーケティングの仕事への転職を有利にするための1つ目のポイントはアピールできる実績があることです。
アピールできる実績があれば、30代未経験だとしても転職するのにかなり有利になります。
WEBマーケティングの分野は未経験だとしても、アピールできる実績が作りやすいです。
例えば下記のようなもの
- ブログを立ち上げて月間PVが◯◯ぐらいある
- SNSのフォロワーが◯◯人いる
- アフィリエイトで月間◯◯円の売上を立てたことがある
数値をアピールできるものがあれば理想です。
社内での教育を前提としている企業なんかは下記のような「〜したことがある」ぐらいの実績でもアピールになる場合もあります。
- WordPressを使ってブログを作成したことがある
- WEBライティングをしたことがある
- リスティング広告を出稿したことがある
- Googleアナリティクスやサーチコンソールを使った経験がある
後者であれば、数日〜数週間程度で実績を作ることが可能です。もしアピールできる実績がない場合は実績を作ってから転職活動をしましょう。
WEBマーケティングの学習に意欲的である
WEBマーケティングの仕事への転職を有利にするための2つ目のポイントは、WEBマーケティングの学習に意欲的であることです。
30代未経験だとしても、学習意欲が高ければ、今後の伸びしろを期待してもらえる可能性が高くなります。
WEB領域の情報は流れが早く、1年前の情報が古くて使えないこともあります。
なので、会社としても学習意欲が高く常に新しい情報をキャッチすることができる人材を評価してくれます。
WEBマーケティング以外で強みがある
WEBマーケティングの仕事への転職を有利にするための3つ目のポイントは、WEBマーケティング以外の強みがあることです。
WEBマーケティングが未経験だとしても、それまで働いてきた業界や職種でのスキルや知識が評価されることもあります。
マーケティングの仕事では顧客のことをよく知ることが重要です。業界に関して詳しければそれだけ顧客解像度を上げることができます。つまり、それまでいた業界の知識がマーケティングの仕事の役立つこともあるということです。
他にも、会社でのコミュニケーションスキルだったり、事務的な能力、資料作成の能力など、マーケティング以外の部分でもアピールできるところはたくさんあります。
転職活動の前にはWEBマーケティング以外での強みがないかを洗い出すようにしましょう。
WEBマーケティングの仕事に就くために最低限必要な知識
WEBマーケティングの仕事に就くために最低限必要な知識として、まず「マーケティング全般の知識」があります。
その上でWEBマーケターになりたいのであれば、「SEO」「SNS」「WEB広告」の分野に関しては広く知っておいた方がいいでしょう。
- マーケティング全般の知識
- 3つの分野の知識(SEO/SNS/WEB広告)
まずはここで紹介する知識を身に付けましょう。
マーケティング全般の知識
マーケティング全般の知識を身につけるためにおすすめなのが、本を読むことです。
まずはマーケティングの基礎的な本を3冊読みましょう。
3冊読めば、ある程度用語が把握できたり、重要なことが分かってきます。
※理想は10冊読むことですが、まずは行動!
初心者におすすめの本をいくつか紹介しておきます。
最初の3冊に関してはAmazonの電子書籍読み放題のサービス、Kindle Unlimitedでも読めます。(2021年11月現在)
1ヶ月無料なので、1冊1冊本を買うより安くすみます。
200万冊以上の書籍が読み放題で、他のマーケティングに関する本もたくさん読めるので、使ったことのない方はぜひ使ってみて下さい。
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3つの領域の知識
WEBマーケティングは大きく分けると次の3つの領域に分けられます。
- SEOの知識
- SNSの知識
- 広告運用の知識
得意不得意はあったりしますが、基本的にWEBマーケティングの仕事をしている人であれば、次の3つの領域の知識はある程度持っている人がほとんどです。
SEOの知識
SEOは「検索エンジン最適化」のことです。
検索エンジンでは基本的にGoogleのアルゴリズムにより検索順位が決まります。
検索エンジンからお客さんを集めるのは基本的な集客方法なので、検索エンジンで上位表示をさせるための知識である「SEO」の知識は最低限必須です。
初心者がSEOを学ぶなら下記の本がおすすめです。
※2冊目はKindle Unlimitedで読めます(2021年11月現在)
SNSの知識
SNSはマーケティングの様々な面で活用することができます。
SNSで情報発信をすることで、直接お客さんを集客することもできますし、コミュニケーションをとってブランディングに繋げることもできます。
SNSマーケティング全体の知識と「Twitter、Instagram、Facebook、TikTok、YouTube」などの大手SNSの最低限の知識は身につけておきましょう。
初心者向けのSNSのおすすめ本は下記です。
※3冊目はKindle Unlimitedで読めます。(2021年11月現在)
広告運用の知識
WEBマーケティングの中で広告運用はもっとも企業の売上に直結するものです。
本当は売上を広告に頼りすぎない方が良いのですが、現状そうせざるを得ない会社も多いです。
広告運用者におすすめの本は下記です。
※下記3冊ともKindle Unlimitedで読めます。(2021年11月現在)
30代未経験でWEBマーケティングの仕事に転職するための具体的な4ステップ
30代未経験でWEBマーケティングの仕事に転職したいなら、下記の4ステップをこなしていきましょう。
4ステップをふむことで、30代未経験だとしても会社が欲しい人材になることができます。
- STEP1.マーケティング全般の知識を身につける
- STEP2.自分が目指す方向性と働き方を決める
- STEP3.その分野の知識を身につける
- STEP4.アウトプット(実践)をする
STEP1.マーケティング全般の知識を身につける
前の章で説明した流れで、まずはマーケティング全般の知識を身につけましょう。
まずはマーケティングの基礎的な本を3冊読みましょう。
3冊読めば、ある程度用語が把握できたり、重要なことが分かってきます。
もしできるなら10冊読みましょう。
10冊読めばマーケターの話を聞いたときに何を言っているかが分かるぐらいにはなるでしょう。
STEP2.自分が目指す方向性と働き方を決める
30代未経験でWEBマーケターの仕事に転職しようと思ったら、「強み」が必要です。
WEBマーケティングの分野でも「強み」を作るようにしましょう。
そのために、まずは「どんな働き方をしたいか」、「何を担当したいか」、目指すべきところを最初に決めておく必要があります。
STEP3.その分野の知識を身につける
前のステップで目指す方向性を決めたら、そのために必要な知識を身につけていきます。
SEO、SNS、広告運用など、自分の強みにしたいものを決めて、さらに深く学んで行きましょう。
その分野に特化した本を読み込んだり、本以外でも情報を入れるようにして下さい。
STEP4.アウトプット(実践)をする
WEBマーケティングの仕事に転職をしたいのであれば、知識をアウトプットして実績を作るのが重要です。
実践を通して実績を作る方法としては2つです。
1.個人で小さくビジネスを始めてみる
1つ目の方法は、勉強した知識を使って、個人で小さくビジネスを始めることです。
個人で何かしらを販売できるレベルになれば、マーケターとして採用してもらうのは難しくないです。
SEOを強みにしたいのであれば、WordPressを使って自分のブログを立ち上げ、記事を書いてみる。
SNSの運用を強みにしたいのであれば、各種SNSのアカウントを作成&投稿をしてフォロワーを集める。
広告運用を強みにしたいのであれば、広告出稿用の簡単なページを作成し、実際に少額で広告を回してみる。
実践して売上を上げるまでに、色々と問題点が出てくるので、それを解決しながら進めていく。
そうすれば、実績を作りながら、会社でマーケターとして働くためのスキルを付けていくことができます。
2.実践的に学べるスクールに入る
2つ目の方法は、実践を通して学べるマーケティングのスクールに入るということです。
自分でビジネスを立ち上げるのが難しいのであれば、2つ目の方法を選びましょう。
マーケターとして採用を目的とするのであれば、転職サポートがあるスクールを選びましょう。転職ができるまで手厚くサポートしてくれます。
また、実践を通してマーケティングを学ぶことができるスクールがおすすめです。
講義のようなインプットだけのスクールでは、結局本を読んだりするのと変わりません。
ここまでの4つのステップをふめば、30代未経験だとしてもWEBマーケティングの仕事に転職するためのスキルや経験を問題なく身につけることができます。
また、会社としても欲しい人材になれているでしょう。
30代未経験でWEBマーケティングの仕事に就くメリット
30代未経験でWEBマーケティングの仕事に就くメリットは次の3つです。
- リモートワークができる
- 副業に活かすことができる
- 独立も可能
リモートワークができる
1つ目のメリットはWEBマーケティングの仕事はリモートワークが可能なことです。
出ている求人を見ても、フルリモートで募集している企業もあります。
リモートで仕事ができると、単純に通勤時間がなくなりますので、自分の時間が増えます。
ライフワークバランスを意識して仕事がしたいのであれば、リモート可能なのはメリットの一つです。もしリモートワークで働きたいのであれば、リモート可能な会社を探して転職しましょう。
副業に活かすことができる
2つ目のメリットはWEBマーケティングの知識やスキルは、副業に活かすことができることです。
実際に会社で得た経験を活かして副業をしているマーケターも周りにいます。
僕自身もその一人です。
WEBマーケティングの知識やスキルを活かすのであれば、まずはブログやSNSを使って収益化したり、スキルシェアのサービスを使って収入を得たりがおすすめです。
独立も可能
3つ目のメリットはWEBマーケティングの知識やスキルがあれば、会社で働かなくとも収入を得られるようになることです。
会社で働くのがどうしてもストレスに感じる方は、WEBマーケターになって、独立を目指すという選択肢もありです。
その場合は「WEBマーケターとして就職→会社で成果を出すor副業で成果を出す→独立する」という流れがおすすめです。
30代未経験でWEBマーケティングの仕事に転職するデメリット
30代未経験でWEBマーケティングの仕事に転職をする場合のデメリットは下記の5つです。
- 未経験採用は年収が下がる可能性がある
- 上司が年下になる可能性もある
- 常に数値を求められる
- 未経験でも責任のある仕事を任せられる可能性がある
- 自分の判断で売上が減少する可能性がある
「30代未経験である」という点と、「WEBマーケティングの仕事」という点でそれぞれデメリットがあります。
転職前にデメリットに関しても知っておきましょう。
未経験採用は年収が下がる可能性がある
1つ目のデメリットは年収が下がる可能性があるということです。
未経験の採用では年収が下がる可能性が高いです。
これはWEBマーケティングに限らず、どの職種でも未経験採用ではあり得ることです。
ある程度大きな実績がある場合は別ですが、そうでない場合は収入が下がる覚悟はしておいたほうが良いでしょう。
上司が年下になる可能性がある
2つ目のデメリットは上司が年下になる可能性があるということです。
会社にもよりますが、20代半ばで役職などについている人もいます。30代未経験で転職をするとなると、年下が上司になることも普通にあることです。
年下の上司に色々と指示されるのが耐えられないという方は、面接時に確認しておくのも一つの手です。
常に数値を求められる
3つ目のデメリットは常に数値を求められることです。
WEBマーケティングの仕事で常に数値を求めるのは当たり前のことです。
30代未経験の採用だとしても、最初から数値を求められることもあります。
最初からどのぐらい数値を求められるかは、会社によって違います。
面接のときなどに入社してからのことなどを聞いて、会社の雰囲気をつかめるようにしましょう。
未経験でも責任のある仕事を任せられる可能性がある
4つ目のデメリットは未経験でも責任のある仕事を任せられる可能性があることです。
WEBマーケティングの人材が足りていないため、30代未経験だとしても、責任のある仕事を任せられる可能性があります。自分の他に専業マーケターがいなかったりすると、未経験関係無く仕事を任されることがあります。
もし、責任のある仕事を最初からするのは厳しいという方は、面接の時に他に専業のWEBマーケターがいるか確認しておきましょう。
自分の判断で売上が減少する可能性がある
5つ目のデメリットは自分の判断で売上が減少する可能性があることです。
WEBマーケティングの施策の中には売上に直結するものもあります。つまり、自分のミスがそのまま売上の減少につながることがあるとうことです。
会社として、「ミスが許される」とか、「どんどん挑戦できる」といったような風潮であれば問題ないかもしれません。しかし、かなりプレッシャーがかかるのには変わりないでしょう。
そして、半年しないうちに月1億の広告費を回すようになりました。
その人は度胸が座っていたので、メキメキと力をつけて乗り越えていきましたが、人によってはプレッシャーに押しつぶされていたように思います。
多かれ少なかれWEBマーケティングを仕事とするのであれば、売上に関わることが大きいので、そのプレッシャーを覚悟しておきましょう。
30代未経験でWEBマーケティングの仕事に就いた後に意識するべきこと
30代未経験でWEBマーケティングの仕事に転職したら次のことを意識するようにしましょう。
- 常に努力
- 常に最新の情報にアンテナを張る
- ロジカルに物事を分析する
WEBマーケティングの仕事は甘くありません。
そんな中30代未経験で転職をしたとなると更に甘くありません。
WEBマーケターとして当たり前のことではありますが、この3つのことは最低限意識しておきましょう。
常に努力
WEBマーケティングの仕事に限らず、常に努力は必要です。
30代未経験で仕事を始めるとなると、人一倍努力しなければ追いつけません。
もしWEBマーケティングの分野のことをインプット、アウトプットをするのが苦痛ならば、30代未経験での転職してもうまく行かないかもしれません。
最新の情報にアンテナを張る
WEBマーケティングに関する情報は流れが早いです。
日々目まぐるしい変化の中で、WEBマーケターは常に最新の情報にアンテナを張っておく必要があります。
WEB上にはいつまでも「古い」情報が残っていますが、今はもう使えない情報である可能性もあります。
情報を取捨選択して、最適なものを選べるように、常に最新の情報にアンテナを張っておくようにしましょう。
論理的に物事を分析する
WEBマーケティングの仕事をする上で、論理的に物事を考えること(ロジカルシンキング)は必須です。
ロジカルシンキングができると、分析したデータを体系的に整理して、矛盾の無い仮説を考えられるようになります。
マーケターは常にロジカルに物事を考える癖を付けておく必要があります。
【実話】30歳で業界・職種未経験&未資格でWEBマーケティングの仕事に就いた僕の話
最後に実際に30歳業界・職種未経験&未資格の僕がWEBマーケティングの仕事に就くまでの話を書いていきます。
一人の実例として参考になれば幸いです。
WEBマーケティングの仕事に就こうと思ったきっかけ
僕が30歳未経験でWEBマーケティングの仕事に就こうと思ったきっかけは、これまでにやってきたことが活かせそうだと思ったからです。
僕は30歳までに主にアフィリエイトで生計を立てていました。
アフィリエイトに必要なスキルは様々なものがあるのですが、その中でマーケティングに関する知識は最低限身につけていました。
とはいえ、それまでは「マーケター」という肩書きを名乗ったことは無かったですし、会社のWEBマーケターがどんな仕事をしているのかも理解していませんでした。
また、わりと自由な働き方ができそうというイメージがあったのもWEBマーケティングを選んだ一つのきっかけです。
実際に現状はフレックスでフルリモートの会社で働くことができているため、プライベートの時間も大事にしながら働くことができています。
WEBマーケティングの仕事に就くまでにしたこと
「WEBマーケターとして会社で働こう」と考えてからは、マーケティングの基礎的なことを広く勉強しておきました。
それまでアフィリエイトをする中でマーケティングの知識は使ってきたものの、その時その時必要なことを調べながらやっていた程度した。
「マーケティングの知識」として学んだことはありませんでした。
それこそ、こちらの記事で紹介した本に関しては一通り流し読みしましたし、Twitterで発信しているマーケターの投稿などを読み漁ったりしていました。
また、PEST分析、3C分析、4P、4C、STP、SWOTなどなど、基礎的なフレームワークなどは、実際ある企業のサービスをもとに一通り使ってみました。
あとは、CPC、CTR、CVR、CTA、CPA、CPOなどなど、マーケターが使う用語がよく分かってなかったので、最低限覚えておくようにしました。
この辺の用語は今でも苦手です。笑
WEBマーケティングの仕事に就いてからの月収(年収)
30歳未経験採用ということもあり、求人に出ている中で一番下からスタートしました。
それが額面で月収25万。
その後はたしか、
5ヶ月目で昇進し、月収+1万円。
6ヶ月目で昇進し、月収+2万円。
10ヶ月目で再度昇進しました。
その時点で給料の見直しが入り、35万円になりました。
※上記の期間はうろ覚えなので、多少違っているかも。
最後の昇進があってから間もなく、その会社に見切りを付けて転職することにしました。
別のWEBマーケティングの会社に転職
転職を考えた一番の理由はコロナ渦にも関わらず出社しなければならなかったことです。
緊急事態宣言になって1ヶ月のみリモートワークの期間があったのですが、その期間も結局出社させられました。
そのときに、この会社は社員を大切にしてくれる会社ではないと思い、転職することにしました。
次の会社を選ぶ基準としては下記を決めて働きながら転職活動を始めました。
- 給料が下がらない
- フルリモート可
- 残業が無い
結論から言うと、転職活動を始めて、わずか1週間ほどで上記にあてはまる会社が見つかりました。
とある求人サイトで応募し、その週に面接。
次の週に最終面接があり、無事採用に!
- 給料は前職以上からスタート
- 出社してもOKだけど、フルリモートでもOK
- フレックスなので、いつ働いてもOK
- 残業なし
完全に最初に決めた基準をクリアしている会社に転職することができました。
前の会社の引き継ぎを終え、有給消化でゆっくりしつつ、次の会社へ転職する準備をしていました。
WEBマーケティングの仕事について大変だったこと
WEBマーケティングの仕事をしていて大変だったことは、僕は特にありません。笑
WEBマーケティングの仕事が大変だと思ったことは無かったですが、初めて会社で働いたので、会社員の大変さというのは実感しました。
例えば
- 周りからの人間関係に関する相談
- 何をするにも上司の承認が必要なこと
- トップダウンで降りてくる謎の意味のない作業
- 会社としてやらなければならない無駄な作業
などが面倒です。
これは現在進行系で面倒に思っています。
会社って本当に無駄な作業が多い。
チームとして働く上で必要な作業ももちろんあるのですが、明らかに無駄な作業などもあります。
しかも、そのようなものを誰も疑問に考えず、「上司が決めたから」などという理由で、そのままやっているもの問題です。
まとめ
結論として、30代未経験だとしても問題なくWEBマーケティングの仕事に就くことができます。
その理由は下の5つ。
- WEBマーケティングの市場は伸び続けている
- 常に採用のニーズがある
- WEBマーケティングの重要性にみんな気づき始めている
- WEBマーケティングのインハウス化が進んでいる
- コロナ渦でWEBマーケティングに頼らざるを得なくなった
30代未経験でWEBマーケティングの仕事への転職を有利にしたいなら下記の3つのポイントが重要です。
- アピールできる実績がある(無ければ作る)
- WEBマーケティングの学習に意欲的である
- WEBマーケティング以外で強みがある
30代未経験でWEBマーケティングの仕事につくために最低限必要な知識は下記。
本文では、おすすめな本などもご紹介しました。
- マーケティング全般の知識
- 3つの分野の知識(SEO/SNS/WEB広告)
30代未経験でWEBマーケティングの仕事に転職するためのステップは下記。
- STEP1.マーケティング全般の知識を身につける
- STEP2.自分が目指す方向性と働き方を決める
- STEP3.その分野の知識を身につける
- STEP4.アウトプット(実践)をする
30代未経験でWEBマーケティングの仕事に就くメリット、デメリットはこちら。
メリット
- リモートワークができる
- 副業に活かすことができる
- 独立も可能
デメリット
- 未経験採用は年収が下がる可能性がある
- 上司が年下になる可能性もある
- 常に数値を求められる
- 未経験でも責任のある仕事を任せられる可能性がある
- 自分の判断で売上が減少する可能性がある
30代未経験でWEBマーケティングの仕事に就いた後に意識するべきことは下記。
- 常に努力
- 常に最新の情報にアンテナを張る
- ロジカルに物事を分析する
最後に僕が30歳で業界・職種未経験&未資格でもWEBマーケティングの仕事に就いた話をさせていただきました。
30代でWEBマーケティングの仕事への転職を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください!